秋田地方・家庭裁判所長

秋田地方・家庭裁判所長

見米 正(みこめ ただし) 昭和35年生・東京都出身

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略歴

 昭和63年4月に名古屋地裁判事補として任官し、以来、東京、札幌、千葉等の裁判所で勤務。この間、東北地方では平成11年4月に山形地家裁鶴岡支部に、平成17年4月に福島地家裁郡山支部に、いずれも支部長として勤務しています。近年の勤務については、次のとおりです。

令和  2年  4月 東京高裁
令和  3年  1月 横浜地家裁横須賀支部長
令和  3年11月 仙台高裁秋田支部長
令和  5年  5月 秋田地方・家庭裁判所長

ごあいさつ

 このたび、秋田地方・家庭裁判所長に就任しました。山形(鶴岡)と福島(郡山)に赴任したことがあり、東北にはご縁を感じています。
 刑事事件の分野では、裁判員裁判が施行後15年目を迎え、この間、国民の高い意識と誠実さに支えられ、順調に運営されてきました。今後も県民の皆様のご理解とご協力を得られるよう努めてまいります。民事事件の分野では、裁判の質の更なる向上を図るべく、他の分野に先駆けて、裁判手続のデジタル化が進められています。家庭裁判所の分野では、成年後見に関する需要が高まっており、また、子の監護養育を巡って親権者変更事件や面会交流事件も増加しています。
 裁判所の役割・機能は、社会のニーズに応えたものでなくてはならず、いずれの分野においても、質の高い司法サービスの実現が求められます。県民の皆様が利用しやすく、身近で頼りがいのある裁判所であることを目指します。どうぞよろしくお願いします。