裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成14(あ)1658
- 事件名
出入国管理及び難民認定法違反被告事件
- 裁判年月日
平成15年12月3日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第57巻11号1075頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
平成12(う)2704
- 原審裁判年月日
平成14年7月15日
- 判示事項
不法残留を理由に退去強制令書の発付を受けた者が自費出国の許可を得た後同許可の際指定された出国予定時までの間身柄を仮放免されて本邦に滞在していた行為と不法残留罪の成否
- 裁判要旨
不法残留を理由に退去強制令書の発付を受けた者が,自費出国の許可を得た後同許可の際指定された出国予定時までの間,身柄を仮放免されて本邦に滞在していた行為についても,不法残留罪が成立する。
- 参照法条
出入国管理及び難民認定法52条4項,出入国管理及び難民認定法54条,出入国管理及び難民認定法70条1項5号
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