裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和29(も)1
- 事件名
刑事補償の請求
- 裁判年月日
昭和35年6月23日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第14巻8号1071頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
- 判示事項
昭和二五年政令第三二五号違反被告事件につき平和条約発効により免訴の言渡があつた場合に刑事補償の請求ができるか。
- 裁判要旨
昭和二五年政令第三二五号違反被告事件につき抑留拘禁された被告人に対し、平和条約発効により犯罪後の法令により刑が廃止された場合にあたるとして免訴の言渡があつた場合に、刑事補償法によりその抑留拘禁(平和条約発効の日以後の勾留を含む)による補償の請求をすることはできない。
- 参照法条
刑事補償法1条,刑事補償法25条
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