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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和56(オ)756

事件名

 損害金

裁判年月日

 昭和61年7月17日

法廷名

 最高裁判所第一小法廷

裁判種別

 判決

結果

 その他

判例集等巻・号・頁

 民集 第40巻5号941頁

原審裁判所名

 大阪高等裁判所

原審事件番号

 昭和54(ネ)1663

原審裁判年月日

 昭和56年4月30日

判示事項

 将来の賃料相当損害金の請求を認容する判決が確定した場合においてその後公租公課の増大等により認容額が不相当となつたときと損害金の追加請求

裁判要旨

 従前の土地の所有者は、仮換地の不法占拠者に対し、将来の賃料相当損害金の請求を認容する確定判決を得た場合においても、その事実審口頭弁論終結後に、公租公課の増大、土地の価格の昂騰により、又は比隣の土地の賃料に比較して、認容額が不相当となつたときは、新訴により、認容額と適正賃料額との差額に相当する損害金の支払を求めることができる。

参照法条

 民訴法199条,民訴法226条,民法709条

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