裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和42(オ)208
- 事件名
共有権確認ならびに家屋明渡請求事件
- 裁判年月日
昭和42年8月25日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
民集 第21巻7号1740頁
- 原審裁判所名
福岡高等裁判所
- 原審事件番号
昭和36(ネ)362
- 原審裁判年月日
昭和41年10月31日
- 判示事項
貸主が数名あるときの家屋明渡請求権と不可分給付を求める権利
- 裁判要旨
使用貸借契約の終了を原因とする家屋明渡請求権は性質上の不可分給付を求める権利と解すべきであつて、貸主が数名あるときは、各貸主は総貸主のため家屋全部の明渡を請求することができる。
- 参照法条
民法428条
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