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最高裁判所判例集

事件番号

 平成4(オ)1260

事件名

 檀徒の地位確認

裁判年月日

 平成7年7月18日

法廷名

 最高裁判所第三小法廷

裁判種別

 判決

結果

 破棄差戻

判例集等巻・号・頁

 民集 第49巻7号2717頁

原審裁判所名

 高松高等裁判所

原審事件番号

 平成3(ネ)391

原審裁判年月日

 平成4年4月30日

判示事項

 宗教法人における檀徒の地位が法律上の地位に当たるとされた事例

裁判要旨

 宗教法人において檀信徒名簿が備え付けられていて檀徒であることが右法人の代表役員を補佐する機関である総代に選任されるための要件とされ、予算編成、不動産の処分等の右法人の維持経営に係る諸般の事項の決定につき、総代による意見の表明を通じて檀徒の意見が反映される体制となっており、檀徒による右法人の維持経営の妨害行為が除名処分事由とされているという判示の事実関係の下においては、右法人における檀徒の地位は、具体的な権利義務ないし法律関係を含む法律上の地位ということができる。

参照法条

 裁判所法3条,民訴法225条

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