裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和59(オ)675
- 事件名
土地所有権確認
- 裁判年月日
昭和61年2月27日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
集民 第147号161頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
昭和57(ネ)733
- 原審裁判年月日
昭和59年3月22日
- 判示事項
一筆の土地全部が売買されたとの認定が経験則に反するとされた事例
- 裁判要旨
一筆の土地が現地においてA部分とB部分とに明確に区分され、A部分は甲に、B部分は乙にそれぞれ賃貸されたのちにおいて、甲が売買の目的物を右一筆の土地と表示して契約を締結したとしても、B部分を含める旨の明示的な合意がされている等特段の事情のない限り、右一筆の土地全部が売買の対象とされたものと認めることは、経験則に反する。
- 参照法条
民法第1編第4章第1節,民法555条,民訴法394条
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