裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和35(オ)1236
- 事件名
家屋明渡請求
- 裁判年月日
昭和37年2月15日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第58号671頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和35年7月19日
- 判示事項
解約申入の正当事由の一つに賃貸家屋が賃貸人の所有であることを掲げた事例
- 裁判要旨
原判決が賃貸借契約の解約申入の正当事由の一つとして、当該賃貸家屋が賃貸人の所有であることに着目し、資本主義制度のもとで所有権を尊重すべき旨を判示したからといつて、借家法の解釈を誤つたとはいえない。
- 参照法条
借家法1条の2
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