裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和45(オ)1006
- 事件名
人身保護請求
- 裁判年月日
昭和46年2月9日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第102号157頁
- 原審裁判所名
高知地方裁判所
- 原審事件番号
昭和45(人)1
- 原審裁判年月日
昭和45年9月25日
- 判示事項
九才の児童と人身保護規則五条の前提となる意思能力の有無
- 裁判要旨
九才の児童には、自己の境遇を認識し、かつ将来を予測して適切な判断をするにつき、いまだ十分な能力があるものとはいえないから、別居中の夫婦の一方からの人身保護法に基づく救済請求が、被拘束者たる右児童の当面の希望にそわないことになるとしても、人身保護規則五条違反の問題は生じない。
- 参照法条
人身保護法2条,人身保護規則5条
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