昭和62(オ)311

 損害賠償

 平成4年7月14日

 最高裁判所第三小法廷

 判決

 棄却

 集民　第165号233頁

 東京高等裁判所

 昭和61(ネ)896

 昭和61年12月3日

 一　死刑の確定裁判を受けた者が刑法一一条二項に基づき拘置されている場合における死刑の時効の進行の有無
二　死刑の確定裁判を受けた者につき長期間にわたる拘置を継続した後に死刑を執行することと憲法三六条にいう「残虐な刑罰」

 一　死刑の確定裁判を受けた者が刑法一一条二項に基づき拘置されている場合には、死刑の時効は進行しない。
二　死刑の確定裁判を受けた者につき長期間にわたる拘置を継続した後に死刑を執行することは、憲法三六条にいう「残虐な刑罰」に当たらない。

 刑法11条2項，刑法32条，刑法33条，刑法34条，憲法36条

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