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事件番号
 平成16(行ウ)42
事件名
 損害賠償行為請求事件
裁判年月日
 平成19年12月26日
裁判所名
 京都地方裁判所
分野
 行政
判示事項
 市が行う教育研究事業に関し,市の教職員との間で雇用契約とは別に研究委託契約を締結し,委託費を支出したことが,給与条例主義に反し違法であるとされた事例
裁判要旨
 市が行う教育研究事業に関し,市の教職員との間で雇用契約とは別に研究委託契約を締結し,委託費を支出したことにつき,地方公共団体が職員個人が行った事務の対価として金員の支出を行う場合には,たとえ必要な経費の実費補填という趣旨であっても,当該支出対象が地方自治法204条の2に定める「給与その他の給付」の対象である当該公務員の本来的職務と区別できなければ給与条例主義に違反することとなるとした上,前記事業の実施に際して,対象教職員の職務と委託事業が明確に区別されずに前記委託契約が締結されていることは明らかであり,前記事業の運用状況からすれば,前記事業は,教員の給与,手当及び旅費の支給対象となる本来的業務との区別が困難な委託事務について,条例で定められた報酬及び経費の支出方法以外の方法である委託料名目で支出したものと認めざるを得ず,前記支出は,結果的に対象教職員の勤務に対する報酬と区別し難く,給与条例主義を定めた同法204条の2に反し違法であるとした事例
全文
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