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「市民が参加する裁判員模擬裁判in留萌」開催結果

 旭川地方裁判所留萌支部では,6月7日(木)に,市民の方々に裁判員制度に対する理解を深めていただくための裁判員模擬裁判を実施しました。
 今回の模擬裁判は,3月の紋別支部に続き2度目の開催でしたが,募集人数20名に対し,裁判員役14名,傍聴希望者8名,合計22名の方に参加していただくことができました。

(模擬裁判)
 殺人未遂の事案について,留萌支部で実際に使用している法廷を使って模擬裁判を行いました。
 模擬裁判では,市民の方々に裁判員役として裁判官と共に法壇に上がっていただき,本番さながらの裁判を体験していただきました。

模擬裁判の様子
模擬裁判の様子

(模擬評議)
 模擬裁判終了後,裁判員役の方には引き続き2グループに分かれ,模擬評議を体験していただきました。評議では,事実認定や殺意の有無などについて活発な討議がなされ,90分の予定時間があっという間に過ぎていきました。

評議の様子
評議の様子

(評議のポイント解説)
 評議の時間中,傍聴を希望されていた方には「評議」についてのポイント解説を行いました。
 ここでは,スライドを使いながら,主に事実認定の手法について解説をしました。参加者の方は熱心に耳を傾けており,「評議」のポイントについて理解を深めていただくことができました。

(座談会)
 評議及びポイント解説終了後,裁判官と参加者が一堂に会し座談会を開催しました。座談会では,評議の結果発表や行事に参加した感想,裁判員制度についての意見交換が活発に行われました。
 評議の結果は,2グループとも「殺意あり」として有罪となりました。
 参加者からは,「緊張しながらの体験だったが,有意義であり良い勉強になった。」,「機会があれば是非裁判員をしてみたい。」などの声が寄せられた一方,「趣旨は理解できるし共感もするが,自分が参加するとなると,判断を間違ってしまったらという心配がある。」などの感想もあり,裁判員制度に対する理解を深めてもらうために裁判所はどうすればよいか,今後も引き続き考えていかなければならないと思いました。

座談会の様子
座談会の様子

 裁判員役を体験していただいた方に,今回の模擬裁判・模擬評議の感想をいただきましたのでご紹介します。

  • 広い視点で,公平中立な立場で判断していくことの重さを痛感した。

    (50代男性)


  • 法廷での審理を見て聞いて理解できるものかとても不安でしたが,裁判官,それから皆様の意見に耳を傾けていくうちに緊張も薄れ,自分も評議に参加していると実感しました。自分が裁判員に選ばれた際には積極的に参加してみたいと思います。

    (50代女性)


  • 裁判員を体験して1番に思ったこと,それは,模擬でも構わないので経験してみる必要があるということ。これは,実際やってみないとなかなか引き受けてくれる人は増えないのではないか,と思いました。興味,関心がある人なら必要ないかもしれませんが,大半の方は無関心。どんなことをどんなふうにやるのか経験することで,「自分でもできる!」という気持ちになると思いました。

    (30代女性)


 旭川地方・家庭裁判所では,今後,同様の模擬裁判を稚内支部及び名寄支部でも実施する予定です。皆さんの多数のご参加をお待ちしています。