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岐阜地方・家庭裁判所長

田村所長

岐阜地方・家庭裁判所長

田村 眞(たむら まこと)

生年月日 昭和29年6月8日

出身 埼玉県

【略歴】

 昭和58年4月に裁判官となり,判事補時代は浦和地裁(現在のさいたま地裁)や函館地家裁などに勤務しました。判事となってからの勤務地などは,次のとおりです。
平成6年4月   
   東京地裁判事
平成9年4月   
   釧路地家裁判事(部総括)
平成11年4月  
   東京地裁判事
平成14年4月  
   秋田地家裁判事(部総括)
平成17年4月   
   東京高裁判事
平成20年8月   
   さいたま地裁判事(部総括)
平成25年4月  
   横浜地裁判事(部総括)
平成27年1月   
   徳島地家裁所長
平成29年9月  
   岐阜地家裁所長

【ご挨拶】

 平成29年9月7日付けで徳島地家裁所長から異動となり,岐阜地家裁所長に就任いたしました。どうぞ,よろしくお願いいたします。

 裁判官となって以来,これまで主として,東京,釧路,秋田など関東,東北,北海道の裁判所に勤務してきました。前々回の異動で初めて多摩川を渡り横浜に勤務したと思ったら,前回の異動では箱根の山を大きく越えて四国の徳島まで行き,そして今回は,四国と関東の中間点である岐阜に来ることになりました。

 実は着任前に岐阜県に足を踏み入れています。いくつかある趣味のうちの一つが登山です。着任直前の夏に北アルプス登山を計画し,新穂高温泉からテントを担いで入山し,双六,三俣蓮華と歩きました。夏には珍しく素晴らしい好天に恵まれ,薬師,黒部五郎,槍・穂高連峰,乗鞍などを一望する絶景を満喫しました。西鎌尾根から槍にも登る予定だったのですが,台風が接近したため断念して急遽,下山しました。岐阜への赴任が決まる前に計画したものだったのですが,不思議なご縁を感じます。

 趣味のもう一つがクラシック音楽です。自宅から200枚ほどのCDを持ってきており,単身赴任で時間があることから,それらをじっくりと聴き込みたいと考えています。先日,OKBふれあい会館で行われたピアノリサイタルに出かけてきました。まず,会場のサラマンカホールに驚かされました。客席数が約700とほどよい大きさ,形状がシューボックス型,内部が木製ということから音響が素晴らしく,柔らかく濃密な音が心地よく響きます。パイプオルガンも設置された第一級のコンサートホールです。出演者は日本を代表する世界的ピアニストの一人で,オールショパンのプログラムによる絶品の演奏を堪能しました。岐阜でも良い音楽を生で聴けることが分かり,嬉しい限りです。

 これまで,主に刑事裁判を担当してきました。特に裁判員裁判には,模擬裁判の実施などの準備活動に加わったばかりか,平成21年5月の施行時から徳島地家裁所長に異動となる直前まで裁判長として関わったため,強い関心があります。裁判員裁判の導入により刑事裁判は劇的に変わりました。それまでは,裁判官は,法廷でのやり取りによってではなく,法廷外で裁判記録を読み込み,心証(有罪か無罪か,懲役何年に処すべきかなど,裁判官が判断すべき事柄についての確信)を形成する傾向がありました。しかし,裁判員裁判では,裁判員の皆さんが,法廷での審理を見たり聞いたりしただけで心証を形成することができ,評議でも意見を述べることができるような審理が行われています。法廷中心の刑事裁判という本来のあるべき姿が実現したといえます。また判決が,市民である裁判員の皆さんの意見を踏まえることにより,より安定感のあるものになってきていると思います。もっとも,各種世論調査によると,7割程度の方が裁判員を務めることに消極的な意見を述べており,多くの方が裁判員を務めることに漠然とした不安を抱いているのかもしれません。しかし,裁判員経験者の方へのアンケート結果によると,9割以上の方が良い経験だったと答えられています。県民の皆様に裁判員の仕事の中身を知っていただき,不安を取り除いていただくための広報活動にも力を注ぎたいと考えています。

 裁判所は,建物の賃貸借や離婚などの身近な紛争を解決するための司法サービスを提供する組織でもあります。県民の皆様が利用しやすい,質の高い司法サービスを提供していきたいと考えています。また,少年事件についても,再非行防止のための取組みを強化したいと考えています。

 裁判官や職員とともに,これらの課題に取り組んで参りますので,県民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。