平成３年４月に裁判官に任官し、東京地裁、水戸地家裁、福島地家裁会津若松支部、東京高裁、千葉地裁、横浜地家裁相模原支部などで、民事事件を中心に、家事事件、刑事事件、少年事件と、多くの分野の裁判を担当してきました。近年の略歴は、次のとおりです。
平成２５年　４月　東京高裁
平成２８年　４月　千葉地裁部総括
令和　２年　４月　東京高裁
令和　３年１２月　横浜地家裁相模原支部長

　令和５年６月２７日付けで、函館地方・家庭裁判所所長に就任いたしました。
函館管内は、文化と歴史があり、自然に恵まれた大変素晴らしいところですので、それらに触れながら仕事ができることを大変楽しみにしております。

　裁判所の業務は、裁判所外の多くの方々のご理解とご協力によって支えられています。そのことに、日頃より深く感謝をしております。
　今、社会は、大変な速度で、大きく変化しております。価値観やライフスタイルは、多様化しておりますし、経済活動は、より迅速、複雑、大規模になっております。裁判所も、そのような変化に対応し、そこから生まれる新しいニーズも満たしていかなければなりません。その一つとして、裁判所では、現在、多面的な手続のデジタル化を進めておりますが、函館地家裁においても、内外で連携を取りながら、これに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
よろしくお願い申し上げます。