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神戸地方裁判所(全景)
神戸地方裁判所は,平成2年の建て替えにより現在の姿になりました。
明治37年河合浩蔵氏の設計・管理による赤煉瓦の旧庁舎の上に,ハーフ・ミラーのガラスカーテンウォール工法を採用して建設されました。ハーフ・ミラーのガラスが空の色を映し出し,赤煉瓦の壁の上にあたかも天空が広がっているように見え,過去から未来へ発展させていくという願いを込めています。
玄関ホール
神戸地方裁判所の玄関ホールには,旧庁舎の陪審法廷からシャンデリアが移設されました。
ステンドグラス
玄関を入り,中央階段を上がると,2階には旧庁舎の陪審法廷から移設されたステンドグラスが飾られています。
裁判員候補者待合室
裁判員候補者50人が余裕を持って座れ,筆記等もできるように,1席ずつ独立したテーブル付き椅子が整備されています。また,大型モニターがあり,これを利用してオリエンテーションが行われます。さらに個別に質問する必要があれば,隣の質問手続室で裁判官から辞退事由などに関する質問をお受けいただくことになります。
評議室
評議はこの評議室で行いますが,円形のテーブルを囲んで,裁判官も裁判員も同じ立場で行います。全員がこのテーブルに着席し,互いの顔を見ながら評議することで,意思疎通が図りやすく,有意義な評議ができます。
評議室には休憩用のソファー及び観葉植物もあり,くつろいだ雰囲気の中,評議を円滑に進行できるようになっています。
裁判員裁判用法廷(101号法廷)
神戸地方裁判所には,裁判員裁判用の法廷が5つあります。
裁判官3人と裁判員6人が1列に座る法壇は,互いに顔が見えて意思疎通が図りやすいものとなるよう弧を描くような形(アーク型)となっており,法壇の高さも従来よりも10センチ低くなっています。
また,審理を分かりやすく迅速にするために,法卓や検察官席・弁護人席・証言台・壁にモニターが設置されています。
この法廷(101号法廷)は,通常の裁判の審理のほか,広報活動においても活用されています。