裁判傍聴Q&A

Q1 裁判を傍聴するには,どのような手続が必要なのですか?
 裁判の傍聴には,特別な手続(予約,身分証提示など)は必要ありません。
公開の法廷で行われる裁判(民事事件・刑事事件)は,どなたでも傍聴することができます。
 傍聴席には,車椅子スペースを設けています。
Q2 どのような裁判が行われているのですか?
 大阪地方裁判所では,当日行われる裁判の予定(開廷表)をまとめたファイルが正面玄関ホールに備え置いてありますので,どのような裁判が,どの法廷で,何時から審理されるのかを調べることができます。
 また,各法廷の前にも開廷表を張り出しています。
法廷が開かれる時間は,午前10時頃から正午頃までと,午後1時頃から午後5時頃までです。
Q3 傍聴するに当たって,注意することがありますか?
・刃物等(はさみ,カッター又はかみそりなど)の危険物や鋭利な文房具(コンパス,ピンセットなど)は,裁判所に持ち込まないようにしてください。
・裁判所敷地内(法廷内だけでなく,庁舎内廊下・庁舎外の前庭などを含む)では,写真撮影,録音等はできません(メモは自由です。)。
・法廷内及び法廷前の廊下では,私語を慎み,静かにしてください。
・携帯電話の電源は,法廷に入る前に切ってください。
・裁判の審理中に入室・退室をされる場合には,審理の妨げとなることが無いよう,必ず静かにお願いします。
・その他,各法廷の入り口にある「傍聴についての注意」をご覧ください。
Q4 傍聴する事件は,どのように選べば良いのですか。
大阪地方裁判所では,当日行われる裁判の予定(開廷表)をまとめたファイルが正面玄関ホールに備え置いてあります。開廷表には,事件名,被告人名,法廷の番号,審理の段階等が書かれているので,興味のある事件を選んでください。
 刑事裁判の審理を初めから傍聴したい場合には,「新件」との表示がある事件を,民事裁判の証人尋問等の証拠調べを傍聴したい場合には,「弁論(本人及び証人尋問)」等の表示がある事件を選ぶとよいでしょう。
Q5 テレビや新聞で報道されている裁判を傍聴したい場合は?
一般の事件と同じですが,傍聴を希望される人が多い場合,抽選を行うことになります。
抽選方法については,裁判所までお問い合わせください。
また,当ホームページの「傍聴券交付情報」でもお知らせしています。
Q6 傍聴は,団体でもできるのですか?
大阪地方裁判所では,団体による刑事裁判の傍聴については,ご希望があれば,職員より刑事裁判の手続等について簡単な説明をおこなっています。
詳しくは団体傍聴の御案内をご覧ください。