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最高裁判所の裁判官(山浦善樹)


写真:山浦善樹

最高裁判所判事

山浦善樹(やまうらよしき)

(昭和21年7月4日生)

略歴

昭和44年
一橋大学法学部卒業
昭和47年
司法修習生
昭和49年
弁護士登録(東京弁護士会)
昭和54年
司法研修所民事弁護所付
平成8年
司法研修所民事弁護教官
平成11年
東京弁護士会民事訴訟問題特別委員会委員長
平成12年
日本弁護士連合会民事訴訟の運用に関する協議会委員
平成12年
司法試験考査委員(民事訴訟法)
平成13年
東京弁護士会司法修習委員会委員長
平成13年
日本民事訴訟法学会理事
平成15年
日本弁護士連合会司法修習委員会副委員長
平成15年
法務省新司法試験実施に係る研究調査会委員
平成16年
山梨学院大学法科大学院教授
平成20年
筑波大学法科大学院教授
平成23年
中央大学法科大学院客員教授
平成24年3月1日
最高裁判所判事

信条,趣味など

裁判官としての心構え

 弁護士として仕事をしていて,市民は本当に法律によって守られているのか,裁判を受ける権利は実質的に保障されているのかという疑問を感じてきました。
 飛車角落ちの将棋では真の実力が判定できないように,法による正義を実現するためには,当事者に実質的な武器対等を実現することが必要です。手続保障は民事・刑事を問わず,情報の質と量が非対称の当事者の間において特に問題となります。どうしたら実質的な手続保障が実現できるかを常に考えてゆきたいと思います。

好きな言葉

「どんな事件も重装備で向かう」
 若い弁護士が,私に対して「どんな事件でも重装備で向かっていくが,事件によっては重装備が必要なこともあるとしても,小さな事件では,そこまでしなくともよいのではないか」と言ったことがあります。しかし事件が大きいか小さいかは,現場に行ってみないと分かりません。事件の大小は結果であって,初めから大きな事件,小さな事件とラベルが貼ってあるわけではないのです。消防士は火事の第一報で現場に駆けつけるとき,これはボヤだ,これは大火事だという判断(予断)で身支度・装備を適当に変えて行くことはしません。弁護士も事件受任の際には,現場に行く,写真を撮る,商品知識を得る,関連する判例や基本書を読み直す,時系列を書くなど常に重装備で立ち向かいます……私は,最高裁判事になっても,そういう仕事を続けたいと思っています。

「ベテランも最初はビギナーだった」
 いきなり経験豊富な専門家になる人はおらず,ベテランだって最初は初心者でした。誰でもビギナーとして失敗をし,悩み,先輩に教えを請い,そうやって徐々に腕を上げていくのです。新しい分野にチャレンジしなければビギナーにもなれません。

 いずれも金言,格言というより自作の表現ですが,これらの言葉を思い起こすことで,勇気をもって歩き出すことができます。

印象に残った本

 山本周五郎「赤ひげ診療譚」,ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」,シモーヌ・ド・ボーヴォワール「第二の性」のほか,アルフレート・アインシュタイン「モーツァルト その人間と作品」,海老澤敏「超越の響き モーツァルトの作品世界」などモーツァルトに関するものが多いです。学生時代はジェローム・フランク「裁かれる裁判所」などリアリズム法学の古典が好きでした。

趣味

・バードウォッチング
 自然の中には,地球の仲間がたくさんいることを肌で感じることができます(日本野鳥の会会員)。

・モーツァルト
 モーツァルトが大好きです。仕事で疲れたときなど,モーツァルトを聞くと,モーツァルトさんが隣に座って話しかけてくれるから不思議です(日本モーツァルト協会会員)。

最高裁において関与した主要な裁判

※判示事項欄に「(裁判要旨)」の記載のある判決等の裁判要旨は,暫定的なものであり,確定した段階で変更される場合があります。