昭和35(あ)735

 出入国管理令違反

 昭和37年9月18日

 最高裁判所第三小法廷

 判決

 棄却

 刑集　第16巻9号1386頁

 大阪高等裁判所

 昭和35年2月23日

 一　刑訴法第二五五条第一項前段の法意
二　出入国管理令第六〇条第二項、第七一条の合憲性

 一　刑訴法第二五五条第一項前段は、犯人が国外にいる場合は、そのことだけで、公訴の時効はその国外にいる期間中進行を停止することを規定したものである。
二　出入国管理令第六〇条第二項、第七一条は、憲法第二二条第二項に違反しない。

 刑訴法255条1項，出入国管理令60条2項，出入国管理令条71条，憲法22条2項

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