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最高裁判所判例集

事件番号

 平成4(オ)701

事件名

 損害填補

裁判年月日

 平成8年3月5日

法廷名

 最高裁判所第三小法廷

裁判種別

 判決

結果

 破棄自判

判例集等巻・号・頁

 民集 第50巻3号383頁

原審裁判所名

 広島高等裁判所  松江支部

原審事件番号

 平成3(ネ)10

原審裁判年月日

 平成4年1月31日

判示事項

 ある者が交通事故の加害自動車の保有者であるか否かをめぐって争いがある場合における自動車損害賠償保障法七二条一項前段による請求権の消滅時効の起算点

裁判要旨

 自動車損害賠償保障法七二条一項前段による請求権の消滅時効は、ある者が交通事故の加害自動車の保有者であるか否かをめぐって、右の者と当該交通事故の被害者との間で同法三条による損害賠償請求権の存否が争われている場合においては、右損害賠償請求権が存在しないことが確定した時から進行する。

参照法条

 民法166条1項,自動車損害賠償保障法3条,自動車損害賠償保障法(平成7年法律第137号による改正前のもの)72条,自動車損害賠償保障法(平成7年法律第137号による改正前のもの)75条

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