裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和38(オ)476
- 事件名
建物収去土地明渡請求
- 裁判年月日
昭和40年6月29日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第79号539頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
昭和36(ネ)1820
- 原審裁判年月日
昭和38年1月22日
- 判示事項
土地の転貸借について黙示の承諾があつたものと認められた事例。
- 裁判要旨
土地の賃貸人が、賃借人において賃借土地の一部を転貸している事実を知りながら、三年余にわたる賃貸人であつた期間中、なんらの異議を述べないで賃借人から賃料を取り立てていたときは、右転貸について黙示の承諾をしたものと認めるのが相当である。
- 参照法条
民法第1編第4章第1節,民法621条1項
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