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最高裁判所判例集

事件番号

 平成22(あ)340

事件名

 傷害被告事件

裁判年月日

 平成24年1月30日

法廷名

 最高裁判所第三小法廷

裁判種別

 決定

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 刑集 第66巻1号36頁

原審裁判所名

 大阪高等裁判所

原審事件番号

 平成21(う)1283

原審裁判年月日

 平成22年2月2日

判示事項

 睡眠薬等を摂取させて数時間にわたり意識障害及び筋弛緩作用を伴う急性薬物中毒の症状を生じさせた行為につき傷害罪の成立が認められた事例

裁判要旨

 病院で勤務中ないし研究中であった者に対し,睡眠薬等を摂取させたことによって,約6時間又は約2時間にわたり意識障害及び筋弛緩作用を伴う急性薬物中毒の症状を生じさせた行為は,傷害罪を構成する。

参照法条

 刑法204条

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