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仙台地方裁判所長
佐々木宗啓(ささき むねひら)
(生年月日 昭和38年1月8日)
略歴
平成元年大阪地裁判事補として裁判官に任官し、その後、前橋、東京、釧路の裁判所や預金保険機構等で勤務しました。その後の略歴は、次のとおりです。
平成17年1月 司法研修所教官
平成19年4月 法務省大臣官房司法法制部参事官
平成22年1月 東京高裁判事
平成23年3月 仙台高裁判事
平成23年7月 仙台高裁事務局長
平成26年4月 東京地裁判事(部総括)
平成29年12月 文科省研究開発局原子力損害賠償紛争和解仲介室長
令和3年1月 東京高裁判事
令和3年2月 盛岡地方・家庭裁判所長
令和4年7月 仙台地方裁判所長
御挨拶
令和4年7月8日付けで仙台地方裁判所の所長に就任した佐々木でございます。
東日本大震災の直前に仙台高裁に赴任し、震災後に仙台高裁事務局長として仙台で勤務し、その後、裁判事務を挟みましたが、文部科学省の原子力損害賠償紛争和解仲介室長及び盛岡地家裁所長として被災三県と関連する仕事をし、この度、仙台地方裁判所長として再び宮城の地で勤務できることに、何かの御縁のようなものを感じられるところであり、感慨深いものがあります。
着任後、千年希望の丘、閖上日和山、荒浜小学校を視察し、震災当時のことを思い起こしながら、津波による被害の甚大さを改めて感じました。未だに爪痕の残る地域があり、被災者がおられますので、今後とも、これらの方々に寄り添い温かみのある司法サービスを提供するよう努めて参りたいと考えております。
また、社会におけるデジタル化の進展は新型コロナウイルス感染症拡大を契機として加速しており、裁判所においてもデジタル化について検討及び運用を進めているところです。裁判事務の本質に立ち返った議論を行いながら、適正・迅速かつ質の高い司法サービスを国民に提供できるよう、地裁一丸となり取組を推進してまいりたいと考えております。そして、裁判所が信頼される組織であり続けられるよう、これからも引き続き努めてまいりたいと考えております。