福岡高等裁判所長官

福岡高等裁判所長官

小野 憲一(おの けんいち)
(生年月日 昭和31年10月7日)

写真:福岡高等裁判所長官 小野 憲一

 昭和59年4月に判事補に任命され,東京,神戸(尼崎),大分,大阪などの裁判所で勤務しました。

 最近の経歴は,次のとおりです。

  平成9年4月 最高裁判所調査官

  平成14年4月 大阪高裁判事

  平成15年4月 大阪高裁事務局長

  平成20年4月 大阪地裁部総括判事

  平成28年2月 大阪家庭裁判所長

  平成29年6月 大阪地方裁判所長

  令和2年2月 福岡高等裁判所長官

 福岡高裁管内は,2度目の勤務になりますが,豊富な自然と多彩な歴史に充ちた地で勤務できることを大変嬉しく思っています。

 裁判所においては,民事事件の分野では,社会情勢の変化や情報技術の進展,価値観の多様化を背景として,複雑困難な事件が増えています。このような中,高い説得力のある判断を合理的な期間内に示すことにより,裁判所に対する国民の皆様のご期待に応える必要があると考えています。

 刑事事件の分野では,裁判員裁判は,制度施行後10年が経過し,国民の皆様のご協力によって,おおむね安定した運用が行われていますが,より多くの国民の皆様のご理解と参加が得られるよう取り組んで参りたいと考えています。

 また,家庭裁判所は,少子高齢化や家族についての考え方の多様化もあり,これまで以上に解決が難しい家庭内の紛争が生じており,少年事件についても,全体の事件数は減少傾向にあるものの,非行の背景に根深い問題を抱えた少年も少なくなく,国民に身近な裁判所である家庭裁判所の役割や責任は一層大きくなっています。

 このように裁判所の各分野において課題はありますが,国民の皆様の信頼と期待に応えられますよう,微力を尽くしてまいりたいと思います。

 どうぞ,よろしくお願いいたします。