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平成25年8月1日,当庁200号法廷において,小学5・6年生を対象に
「チャレンジ!裁判員裁判~模擬裁判を体験してみよう~」が開催されました。
当日は,小学5・6年生30人が,裁判官・裁判員・検察官・弁護士の4役に
分かれ,強盗致傷事件の模擬裁判員裁判を体験しました。
はじめにDVD「ぼくらの裁判員物語」で裁判員裁判について勉強しました。
そして,いよいよ模擬裁判。
それぞれの配役に分かれ,裁判員裁判に臨みました。
被告人は本当に犯人なのか?
法廷は緊張した雰囲気に包まれます。
裁判に使われる難しい言葉もありましたが,みなさん,とても上手にできました。
【裁判官・裁判員チーム】
【検察官チーム】
【弁護人チーム】
模擬裁判のあとは,被告人は有罪なのか無罪なのかについて,
参加者全員で意見交換をしました。
「生活に困るほどお金がなかったわけではないと言っているので,
強盗をする動機ががない。無罪だと思う。」とか
「家でテレビ観戦していたというサッカーの試合結果を覚えていることをアリバイにしているが,それだけなら他の方法でも知ることができるので有罪だと思う。」
など,活発な意見が交わされました。
そこへ,突然,傍聴席から本物の裁判官が登場。
実は,ここまでのようすを傍聴席で見守っていたのです。
みんなの奮闘ぶりについて,感想をお話ししました。
引き続き行われた裁判官への質問コーナーでは,
「裁判をするときは緊張しないのですか。」,
「被告人が何も答えないときはどうするのですか。」,
「どうして黒い服を着ているのですか。」など,
たくさんの質問が出ました。
イベントの最後に,長谷川所長から参加者一人一人に修了証書が手渡されました。
裁判所では,今後もたくさんのみなさんに参加していただけるイベントを開催していきますので,ぜひ,ご参加ください。