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平成26年7月31日,当庁200号法廷において,小学5・6年生を対象に
「体験学習☆模擬裁判員裁判」が開催されました。
当日は,参加者27人が,裁判官,裁判員,検察官,弁護人の役に
分かれて,強盗致傷事件の模擬裁判員裁判を体験しました。
まず始めに,それぞれの役ごとに分かれて記念撮影をしました。
裁判官役は法服を着ての記念撮影,「なんだか本当の裁判官になった気分。」
記念撮影後は,DVD「ぼくらの裁判員物語」を視聴して,裁判員裁判についてお勉強。
「ふむふむ,僕たち(私たち)がこれからする裁判員裁判はこんな裁判なんだ。なんだかイメージがわいてきたぞ。」
いよいよ子供たちによる,模擬裁判が始まります。
その様子を見てみましょう。
みんな一生懸命に役を演じ,模擬裁判とは思えない,本当の裁判のような厳粛な雰囲気に包まれていました。
【裁判官・裁判員チーム】
いよいよ裁判員裁判が始まります。
「被告人は前へ出てください。」
【検察官チーム】
「バッグに被告人の指紋が残されているのは,なぜですか。」
【弁護人チーム】
みんなで声を合わせて,力強く,せーの「無罪判決をお願いします!!」
【証人】
保護者の方に証人役を手伝っていただきました(ありがとうございました。)。
「宣誓,良心に従って,真実を述べ,何事も隠さず,偽りを述べないことを誓います。」
模擬裁判の後は,被告人は有罪なのか無罪なのかについて,参加者全員で活発な意見交換がなされました。
続いて,裁判官への質問コーナーです。
「無罪なのに有罪だと判断したらどうなるのですか。」
「意見が分かれたときはどうやって決めるのですか。」
他にも多くの質問がなされ,大盛況の質問コーナーでした。
そして最後は,裁判官から修了証書の交付です。
裁判官「イベントの全日程を修了したことをここに証します。」
皆様,長い時間夏休みイベントに参加していただきありがとうございました。
皆様のおかげで,このイベントを成功させることができました。
親子の夏休みの思い出にしていただけたら幸いです。
お疲れ様でした。