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安浪亮介(やすなみりょうすけ)
(昭和32年4月19日生)
略歴
昭和58年に裁判官に任官し,東京地裁,広島地裁,最高裁行政局,最高裁広報課・秘書課,神戸地裁などで勤務しました。近年の略歴は次のとおりです。
平成17年 4月 東京地方裁判所判事(部総括)
平成19年 5月 東京高等裁判所事務局長
平成22年 4月 東京地方裁判所判事(部総括)
平成23年 1月 最高裁判所人事局長
平成26年 9月 静岡地方裁判所長
平成28年 2月 東京高等裁判所判事(部総括)
平成30年 1月 東京地方裁判所長
平成30年12月 大阪高等裁判所長官
ご挨拶(平成31年1月)
この度,大阪高等裁判所長官に就任した安浪です。
歴史と文化が豊かで,人情に篤い関西の地で勤務できますことを大変幸せに思っています。
大阪高等裁判所及び管内の各裁判所には,多種多様な事件が数多く係属しています。当事者の主張をしっかり聞き,法と証拠に基づいて適正かつ迅速に判断を示すことが求められています。複雑な事案や専門性の高い事案も増えており,裁判官及び裁判所職員一同,質の高い裁判の実現を目指し,国民の皆様の期待に応えられるように全力を尽くしていきたいと思います。
平成21年5月に始まった裁判員裁判は,今年,施行から丸10年の節目を迎えます。おかげさまで,国民の皆様のご理解とご協力に支えられ,これまで概ね安定した運用が行われてきたものと理解していますが,私どもは,この制度を社会に深く根付かせていくためにさらに検討と工夫を続けていく必要があります。
また,家庭裁判所は,今年1月に創設70周年を迎えました。社会経済情勢や家庭をめぐる状況等が大きく変化する中,関係機関との連携をさらに強化しながら,家庭裁判所としての機能をより一層充実させていかなければなりません。
今後とも,国民の皆様が利用しやすく,そして,信頼される裁判所となるように努力してまいりますので,ご支援とご協力を賜りますよう,お願い申し上げます。