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「法の日」フェスタを開催しました。
~最高裁判所 法廷見学会 ~
令和4年10月1日(土)、最高裁判所では10月1日から7日の「法の日」週間を記念して、法廷見学会を開催しました。
「法の日」フェスタとして、法廷見学会を行うのは3年ぶりのことでした。当日は、晴天に恵まれ、たくさんの学生のみなさんにご参加いただきました。
ここでは、ご参加いただいたみなさんの感想とともに内容の一部をご紹介します。
裁判所について / 大法廷について
導入として、裁判所の役割や仕組みなどについて、説明を行いました。始めは緊張気味のみなさんでしたが、裁判所に関する○×クイズには積極的に参加いただき、リラックスした様子で見学会がスタートしました。
最高裁判所の大法廷には、構造にいくつもの特徴があります。それは、最高裁判所の果たす役割からくるものだったり、設計者の思いが込められたものだったりと様々です。参加者は時折うなずきながら、真剣な様子で説明を聞いていました。
・大法廷の構造には1つ1つ意味があって、面白かったです。
・最高裁に証言台がないというのが驚きでしたが、理由に納得しました。最高裁の役割や立場というものへの理解に一歩近づけて良かったです。
若手裁判官への質問コーナー
参加者からの質問に若手裁判官が直接答える質問コーナーは、今回のイベントで1番の人気企画でした。裁判官になろうと思った理由や仕事のやりがいなど、事前にたくさんの質問があり、裁判官は、学生に向けたメッセージを織り交ぜながら回答していました。
自由見学時間も、みなさん、裁判官に個別に質問をするなどして、裁判官と直接話すことができる機会を楽しんでいる様子でした。
・少し距離を感じる裁判官が意外と身近な存在だと知れました。
・あたたかい雰囲気で質問もしやすかったです。
自由見学時間 ー 法服着用体験 ー
裁判官の法服を着用して、実際に大法廷の裁判官席に座ることができる体験企画も大好評をいただきました。みなさん、記念撮影をするなどして、特別な体験を思い出のかたちにして持ち帰っていました。
・法服のデザインについて実際に触れて、観察できて良かったです。
自由見学時間 ー パネル展示・調停100周年企画 ー
令和4年10月に、裁判所の調停制度は発足100周年を迎えました。100周年を記念し、調停手続を案内するDVDの上映や調停制度の歴史などを紹介するパネルを展示しました。また、大ホールには、裁判所の歴史や、裁判所職員の仕事を紹介するパネルを展示し、自由見学時間には、興味深そうにこれらを見る参加者の姿であふれていました。
・裁判所やそこに関わる仕事に興味を持つことができました。
・今まで裁判所に対して持っていたイメージが新しくなりました。
おわりに
参加者のみなさんからは、「今日は楽しかったです。」、「また参加したいです。」と、既にご紹介したほかにも、多くの感想をいただきました。今回のイベントが、裁判所を身近に感じ、法の役割や重要性について少しでも考えていただくきっかけになれば、嬉しく思います。
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