憲法週間

1 憲法週間について

 裁判所では,5月3日の憲法記念日を中心とした5月1日から7日までを憲法週間と定めています。これは,憲法の精神や司法の役割を国民の皆さんに理解していただくことを目的とするものです。

2 静岡地方裁判所・静岡家庭裁判所について

静岡県内の裁判所所在地

 静岡県内には,静岡地方裁判所及び静岡家庭裁判所本庁をはじめ,多くの裁判所があります。

 静岡地方裁判所及び静岡家庭裁判所は,県庁所在地である静岡市に本庁が設置されています。このほかに,静岡県内には,地方裁判所の事務の一部を取り扱う裁判所として,沼津,富士,下田,浜松及び掛川の5つの支部があり,いずれも家庭裁判所の支部及び簡易裁判所を併設しています。このうち沼津支部及び浜松支部は,合議事件(裁判官3人の合議体で審理及び裁判をする事件)を取り扱う裁判所とされています。

 地方裁判所本庁には,民事事件を担当する民事部,刑事事件を担当する刑事部,家庭裁判所本庁には家事事件を担当する家事部と少年事件を担当する少年部(これらを裁判部門といいます。)のほかに,裁判部門を支える事務局として,総務課及び会計課が設けられています(これらを司法行政部門といいます。)。

 また,支部は,裁判部門は本庁と同様の組織になっていますが,司法行政部門は事務局全般の職務を担当する部署として,庶務課が設けられている点が異なっています。

 静岡県内には,地方裁判所及び家庭裁判所のほかに,静岡,清水,熱海,三島,沼津,下田,富士,島田,掛川及び浜松に,それぞれ簡易裁判所が設けられています。

 簡易裁判所は,争いとなっている金額が比較的少額の民事事件と比較的軽い罪の刑事事件を,簡易な手続で迅速に処理するために設けられた裁判所です。

 ・民事事件について詳しく知りたい方はこちら


 ・刑事事件について詳しく知りたい方はこちら


 ・家事事件について詳しく知りたい方はこちら


 ・少年事件について詳しく知りたい方はこちら

写真:静岡地方裁判所外観

写真:法廷

写真:法廷前

3 裁判所についての理解度クイズ(小学生・中学生向け)
  ※「答え」は下にスクロールすると「5」に記載されています。

第1問
 三権分立制度では,裁判所は,国会や内閣から独立した立法権の主体となっている。〇か×か。


第2問
 裁判所には,最高裁判所,高等裁判所,地方裁判所,家庭裁判所,簡易裁判所の5種類がある。〇か×か。


第3問
 裁判所で働く職員は,全員裁判官である。〇か×か。


第4問
 司法試験に合格したら,裁判官,弁護士,警察官になることができる。〇か×か。


第5問
 裁判所の裁判では,裁判官が木槌を使うことがある。〇か×か。


4 裁判員裁判に関する理解度クイズ(高校生・大学生・一般向け)
  ※「答え」は下にスクロールすると「6」に記載されています。

第1問
 裁判員制度の説明として正しいものは,どれか。
 
ア 裁判員制度は,国民の中から選ばれた裁判員が,刑事裁判に参加し,裁判官と一緒に被告人が有罪か無罪かを決める
 制度であり,有罪であればどのような刑にするかについては判断しない。

イ 裁判員制度は,国民の中から選ばれた裁判員が,刑事裁判に参加し,裁判官と一緒に被告人が有罪か無罪か,有罪で
 あればどのような刑にするかを決める制度である。

ウ 裁判員制度は,国民の中から選ばれた裁判員が,刑事裁判及び民事裁判に参加し,刑事裁判であれば裁判官と一緒に
 被告人が有罪か無罪か,有罪であればどのような刑にするかを決め,民事裁判であれば裁判官と一緒に原告の請求を認
 容するかどうかを決める制度である。


第2問
 裁判員候補者の説明について正しいものは,どれか。

ア 裁判員候補者は事件ごとに裁判員候補者名簿の中から,くじで選ばれるが,裁判員候補者名簿に登録されるのは,
 18歳以上の者に限られる。

イ 裁判員候補者は事件ごとに裁判員候補者名簿の中から,くじで選ばれるが,裁判員候補者名簿に登録されるのは,
 20歳以上の者に限られる。

ウ 裁判員候補者は事件ごとに裁判員候補者名簿の中から,くじで選ばれるが,裁判員候補者名簿に登録されるのは,
 22歳以上の者に限られる。


第3問
 裁判員の公判での役割について,正しいものは,どれか。

ア 裁判員が証人尋問や被告人質問に立ち会うことはない。
  
イ 裁判員は裁判官を通じて証人や被告人に質問をすることはあるが,裁判員が直接,証人や被告人に質問を行うことは
 ない。

ウ 裁判員は直接,証人や被告人に質問することもある。


第4問
 裁判員の任務の終了について,正しいものはどれか。

ア 裁判員は,被告人が有罪か無罪か,有罪の場合どのような刑にするかを議論(評議)し,決定する(評決)と,その
 任務が終了する。

イ 裁判員は,評議,評決を経て,判決の宣告をすると,その任務が終了する。

ウ 裁判員は,判決後,控訴が出た場合は,控訴審でも裁判員を務め,控訴審判決が確定すると,その任務が終了する。


第5問
 次の都府県のうち,裁判員裁判を実施している裁判所の数が一番多いのはどこか。

ア 静岡県

イ 東京都

ウ 大阪府

5 【答え】裁判所についての理解度クイズ(小学生・中学生向け)

【第1問】
答えは × です。

裁判所は「司法権」の主体となっています。なお,国会は「立法権」,国会は「行政権」の主体となります。

三権分立

【第2問】
答えは 〇 です。

裁判所には5種類あり,最上級の裁判所として「最高裁判所」,下級裁判所として,「高等裁判所」「地方裁判所」「家庭裁判所」「簡易裁判所」があります。

詳しく知りたい方は,こちら



【第3問】
答えは × です。

裁判官のほかにも,例えば,法律の専門家として法令や判例の調査をしたり,調書を作成する裁判所書記官や,心理学などの専門家として家庭や非行などの問題を調査する家庭裁判所調査官などが仕事をしています。

詳しく知りたい方はこちら

【第4問】
答えは × です。

警察官ではなく,検察官です。司法試験に合格し,研修等を受けることで,裁判官や検察官,弁護士になることができます。


【第5問】
答えは × です。

日本の裁判では木槌を使うことはなく,日本全国どこの裁判所の法廷にも,木槌は置いていません。静岡県の裁判所にも木槌は置いてありません。

6 【答え】裁判員裁判に関する理解度クイズ(高校生・大学生・一般向け)

【第1問】
解答 イ

裁判員制度では,刑事裁判について裁判員が裁判官と一緒に被告人が有罪か無罪か,有罪であればどのような刑にするかを決めることになります。

詳しく知りたい方は,こちら


【第2問】
解答 イ

裁判員候補者名簿に登録されるのは,20歳以上で選挙権のある人です。

詳しく知りたい方は,こちら


【第3問】
解答 ウ

裁判員は公判で証拠書類を取り調べるほか,証人や被告人に対する質問が行われ,裁判員が証人等に質問することもできます。

詳しく知りたい方は,こちら


【第4問】
解答 イ 

裁判員としての役割は,第1審の裁判所における判決の宣告により終了します。

詳しく知りたい方は,こちら


【第5問】
解答 ア

静岡県では静岡地方裁判所本庁,沼津支部,浜松支部の3か所で裁判員裁判を実施しています。東京都は東京地方裁判所本庁と立川支部の2か所,大阪府は大阪地方裁判所本庁と堺支部の2か所で裁判員裁判を実施しています。