裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和24(れ)2681
- 事件名
強盗殺人、強盗、窃盗、住居侵入
- 裁判年月日
昭和26年3月27日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第5巻4号686頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和24年8月22日
- 判示事項
強盗の共犯のうちの一人が強盗の機会において為した殺人の行為につき他の者も責任を負う場合の一例
- 裁判要旨
強盗共犯の一人が強盗に着手した後家人に騒がれて逃走し追跡されているうち、巡査に発見され追い付かれて逮捕されようとした際逮捕を免れるため同巡査に切りつけ死に至らしめたときは、その強盗殺人の行為につき他の共犯も責任を負うべきである。
- 参照法条
刑法60条,刑法240条
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