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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和27(あ)1543

事件名

 犯人蔵匿

裁判年月日

 昭和28年10月2日

法廷名

 最高裁判所第二小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 刑集 第7巻10号1879頁

原審裁判所名

 福岡高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

 昭和27年2月21日

判示事項

 捜査の存否と犯人蔵匿罪の成否

裁判要旨

 直に罰金以上の刑にあたる罪を犯した者であることを知りながら、官憲の発見、逮捕を免れるように、その者をかくまつた場合には、その犯罪がすでに捜査官憲に発覚して捜査が始つているかどうかに関係なく、犯人蔵匿罪が成立する。

参照法条

 刑法103条

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