裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和50(オ)807
- 事件名
土地所有権移転登記手続請求
- 裁判年月日
昭和51年2月17日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第117号71頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
昭和49(ネ)2114
- 原審裁判年月日
昭和50年5月15日
- 判示事項
競落人が競落不動産の所有権を取得したのちにおける強制競売手続開始決定の取消と競落の効果
- 裁判要旨
不動産の強制競売において競落許可決定が確定して競落人がその代金を全額支払い、右競落不動産の所有権を取得したときは、その後、執行債権が消滅したことを理由に強制競売手続開始決定が取り消され、競売申立が却下されても、競落の効果に影響を及ぼさない。
- 参照法条
民訴法545条,民訴法686条
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