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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和55(行ツ)139

事件名

 審決取消

裁判年月日

 昭和56年2月24日

法廷名

 最高裁判所第三小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 集民 第132号175頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 昭和54(行ケ)21

原審裁判年月日

 昭和55年7月28日

判示事項

 商標法五一条一項にいう故意の意義

裁判要旨

 商標法五一条一項にいう故意があるとするには、商標権者において指定商品について登録商標に類似する商標を使用し又は指定商品に類似する商品について登録商標若しくはこれに類似する商標を使用するにあたり、右使用の結果、商品の品質の誤認又は他人の業務に係る商品と混同を生じさせることを認識していたことをもつて足りる。

参照法条

 商標法51条1項

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