裁判例検索

裁判例結果詳細

行政事件 裁判例集

事件番号

 昭和42(行ウ)4

事件名

 納税義務不存在確認,過誤納金還付等請求事件

裁判年月日

 昭和52年4月21日

裁判所名

 鳥取地方裁判所

分野

 行政

判示事項

 1 地方税法11条の3の規定に基づく第2次納税義務の告知処分が,残余財産のは握を誤っていたとしても,告知金額が実際に分配され,又は引き渡された残余財産の客観的価値を超えていなければ,違法とはいえないとされた事例 2 有限会社解散の場合における地方税法11条の3にいう「残余財産」の意義

裁判要旨

 2 有限会社解散の場合における地方税法11条の3にいう「残余財産」とは,有限会社法75条,商法124条1項,131条の規定により,清算人において,清算手続として,債権の取立て,資産の換価,当該徴収金以外の債務の弁済等の事務をひとまず了した上,有限会社法73条に基づき現実に分配した財産を意味する。

全文