裁判所トップページ > 各地の裁判所 > 神戸地方裁判所・神戸家庭裁判所 > 神戸地方裁判所について > 神戸地方裁判所長
神戸地方裁判所長
富田善範(とみたよしのり)
(生年月日 昭和27年12月22日)
昭和52年に札幌地裁判事補として裁判官に任官し,その後,東京高・地裁,函館地裁,法務省,福岡法務局などで勤務しました。近年の経歴は,以下のとおりです。
平成21年5月から実施された裁判員裁判によって,裁判所は大きく変わりました。刑事裁判の過程が,国民にとって本当に分かりやすいものにしなければならなくなったからです。そして,何よりも素晴らしいことは,裁判員として参加された国民の皆様が真摯に熱意をもって裁判に当たられ,被害者のみならず,被告人の将来の更生をも真剣に考えておられることです。その意味で,国民の良識を刑事裁判に反映させるという裁判員制度はその目的を果たしつつあるといっていいでしょう。その一方で,分かりやすい裁判ということについては,まだまだ多くの課題があります。私どもとしては,法曹三者が協力して,より分かりやすい裁判を目指して更に努力していかなければならないと考えております。
民事事件についても,刑事裁判と同様に,より理解しやすく分かりやすい裁判が重要と考えておりますが,特に紹介したいのは,話合いで解決を図る民事調停制度です。民事調停においては,必ず裁判官又はこれに準ずる調停官が入っており,法的判断を念頭においた上で解決を図っております。また,専門家調停委員もおりますので,難しい事件でも分かりやすく納得のいく方策を検討することができます。もめ事や紛争に悩んでいる方は是非利用していただきたいと思います。
神戸地裁の管轄する兵庫県は,日本海側から瀬戸内海に及び,地域特性も様々ですので,各地の実情を十分に把握して,県民の皆様にとって使いやすい裁判所を目指していきたいと考えております。
私は,岡山生まれですが,小学校の前半,中学,高校を西宮,神戸で過ごしており,神戸は育ちの故郷であります。六甲山と大阪湾,そしてその間に扇状地がうねるように広がる神戸の町並みは素晴らしく,大震災を経た後も見事に復興しており,改めて神戸に住める幸せを感じております。趣味はスキーと登山ですので,北部のスキー場を訪れることや六甲全山縦走も楽しみにしております。