裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成1(オ)1004
- 事件名
土地建物所有権移転登記手続
- 裁判年月日
平成5年3月16日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄自判
- 判例集等巻・号・頁
民集 第47巻4号3005頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
昭和63(ネ)491
- 原審裁判年月日
平成元年4月20日
- 判示事項
買主が履行期前にした土地の測量及び履行の催告が民法五五七条一項にいう履行の着手に当たらないとされた事例
- 裁判要旨
土地及び建物の買主が、履行期前において、土地の測量をし、残代金の準備をして口頭の提供をした上で履行の催告をしても、売主が移転先を確保するため履行期が約一年九か月先に定められ、右測量及び催告が履行期までになお相当の期間がある時点でされたなど判示の事実関係の下においては、右測量及び催告は、民法五五七条一項にいう履行の着手に当たらない。
- 参照法条
民法557条1項
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