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函館地方・家庭裁判所長
角井 俊文(かどい としぶみ)
生年月日 昭和40年6月9日
出身地 北海道
略歴
平成5年4月に裁判官に任官し、広島地裁、宇都宮地家裁、札幌地家裁苫小牧支部、東京地裁で、主に民事事件を担当してきました。また、この間、平成13年からの3年間と平成19年からの2年間は札幌と福岡の法務局で、引き続き平成21年からの8年間は法務省で訟務検事(国を当事者とする訴訟の代理人)を務めました。近年の経歴は、次のとおりです。
平成29年 4月 東京高裁判事
令和 2年 4月 横浜地裁判事(部総括)
令和 5年 4月 東京高裁判事
ご挨拶
令和6年5月13日付けで、函館地方・家庭裁判所所長に就任いたしました。
札幌出身の「どさんこ」で20年ほど前には道内に勤務していたこともありますので、観光や出張等では何度か函館を訪れたことがありますが、異国情緒溢れる街並み、函館山からの夜景、海産物をはじめとするご当地グルメ等、とても印象深く、忘れられない思い出となっています。函館管内は、道内でも独自の歴史と文化を持ち、豊かな自然にも恵まれたとても魅力的な地域ですので、当地で仕事ができることを大変うれしく思っております。
近年の社会経済状況の急速な変化、価値観の多様化等も相まって、紛争はますます複雑困難化しており、もとより裁判所もそうした変化に対応していかなければなりません。現在、裁判所においては、民事訴訟を始め、各種手続のデジタル化が多面的・段階的に進行していますが、当庁においてもこれらを実務にしっかりと定着させ、より適正・迅速な紛争の解決が図られるよう、積極的に取り組んでまいる所存です。管内の実情をよく把握した上で、地域の方々に良質な司法サービスを提供すること、そのために裁判所がより身近で頼りがいのある存在となることを目指し、職員一同とともに力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。