函館地方・家庭裁判所長

函館地方・家庭裁判所長

齊木 教朗(さいき のりお)

生年月日 昭和32年9月28日

出身地 北海道

写真:函館地方・家庭裁判所長 齊木教朗

就任のあいさつ

 平成31年4月25日に函館地方家庭裁判所長として着任いたしました。

 私は,オホーツク海側の遠軽町で生まれ,小学校6年生のときに札幌へ引っ越し,中学高校時代を札幌で過ごし,札幌で司法修習をしました。

 昭和60年から裁判所に勤め始め,これまで,北方面から申しますと,旭川,釧路,青森,酒田,仙台,浦和,東京,相模原の各裁判所で仕事をしてまいりました。このたび,故郷北海道の歴史と伝統のある街・函館に着任させてもらい,とても嬉しいです。多少でも故郷の皆さまへご恩返しができたらと思っております。

 裁判という仕事は,国民の信頼・支持があってこそ機能するものと承知しています。具体的な制度としても,民事や家事の調停制度,刑事裁判員制度などにおいては,さまざまな知識,経験に根差した国民の皆さまの市民感覚等が制度運用の要となっています。

 とりわけ,10周年を迎えた刑事裁判員制度では,参加された裁判員の方々の高い意識と誠実な執務姿勢により順調な運用がされています。先日,函館市中央図書館で開催された裁判員制度市民説明会においても,裁判員経験者の方々から,貴重な感想をいただきました。例えば,「裁判官,検察官,弁護士がそれぞれ分かりやすく説明してくれるので,審理も分かりやすかった。評議も,話しやすいように配慮がされていた。」,「裁判員に選ばれても特に法律や裁判の勉強をする必要はない。勉強しないまま,市民目線で率直に意見を言うのが裁判員制度の趣旨なので,不安を覚えず,裁判員を引き受けてほしい。」,「裁判員として参加したときの経験から,怒りをコントロールする仕事に携わるようになった。裁判員の経験が,自分のその後の人生に役立った。」,「守秘義務の点も,公開の法廷で見聞した事柄は話せるので,不安を覚えなかった。」,「裁判員として参加してからは,全国各地で報道される裁判や事件の内容が身近なものと感じ,より興味を持つようになった。」などなど。

 今後とも,引き続き,皆さまからのご信頼とご協力をいただき,道南地域の方々の安定した生活を支える司法機能を果たすことができますよう,職員と一丸となって,尽力してまいりたいと存じます。

 どうぞ,よろしくお願い申し上げます。

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