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神戸地方裁判所長
遠藤 邦彦(えんどう くにひこ)
生年月日 昭和36年3月18日
略歴
- 平成元年4月
- 大阪地方裁判所判事補
- その後
- 岡山地方家庭裁判所判事補、大阪地方家庭裁判所堺支部判事補、裁判所書記官研修所教官、和歌山地方家庭裁判所判事、大阪地方裁判所判事、司法研修所教官、大阪地方裁判所判事
- 平成24年4月
- 大阪地方裁判所判事(部総括)
- 平成30年7月
- 司法研修所教官
- 令和2年10月
- 裁判所職員総合研修所長
- 令和4年9月
- 神戸地方裁判所長
ご挨拶
この度、神戸地方裁判所長に就任しました遠藤邦彦です。大阪高等裁判所管内での勤務歴は長いのですが、神戸地方裁判所管内での勤務は初めてとなります。
兵庫県は、瀬戸内海から日本海まで広がる近畿圏最大の面積と大阪府に次ぐ人口を擁する県ですが、神戸地裁は、その兵庫県を管轄区域として、神戸市(地裁本庁、簡裁)、明石市(地裁支部、簡裁)伊丹市(地裁支部、簡裁)、丹波市(地裁支部、簡裁)、洲本市(地裁支部、簡裁)、尼崎市(地裁支部、簡裁)、姫路市(地裁支部、簡裁)、加東市(地裁支部、簡裁)、たつの市(地裁支部、簡裁)、豊岡市(地裁支部、簡裁)、丹波篠山市(簡裁)、西宮市(簡裁)、加古川市(簡裁)、美方郡新温泉町(簡裁)に裁判所を構える日本で最も多くの裁判所を持つ地方裁判所です。
現在、民事訴訟を先頭に裁判手続のデジタル化の流れが進んでいますが、すでに民事訴訟ではウェブ会議を活用した争点整理の取組などは、地裁本庁のみならず全ての地裁支部で可能になっており、これから大きな改革が進んでいくように思います。この改革では、単にデジタルというツールを活用するにとどまらず、これを契機に審理運営等の工夫を進め、裁判の質の向上につなげていく必要があります。そして、そのような改革を進める際も、兵庫県全体の状況に十分に目配りし、各地域の実情に沿った運用となるよう、関係する皆さんとも意見交換をしながら、地道な取組を確実に進めていきたいと思います。
個人的なところでは、兵庫県は、海、山、都会、田園、先端科学、自然等々地域ごとの特色や魅力がたくさんあり、こだわりを持ったモノづくりに精力を注がれている方が多くいらっしゃる印象があります。そのような面も含めて、兵庫県の魅力を十分に堪能しながら、兵庫県民の皆さん、兵庫県と社会生活上、経済活動上接点を持たれる皆さんにとって、より利用しやすく、利用しがいのある裁判所、裁判制度となるよう尽力していく所存です。
よろしくお願いいたします。