前橋地方裁判所長
前橋地方裁判所長
小野寺 真也(おのでら しんや)

略 歴
平成7年に裁判官に任官し、東京のほか、帯広や盛岡の裁判所に勤務するなどしました。その間、どちらかといえば民事裁判を多く担当し
てきました。近時は東京高等裁判所事務局長、最高裁判所事務総局総務局長として勤務し、令和7年7月に前橋地方裁判所長に就任しました。
ご挨拶
群馬県での勤務は初めてです。大きな空と山々、豊かな水を身近に感じ、また、各地の遺跡をはじめ近現代に至る先達の足跡に心を奪われ
る日々を過ごしています。
社会経済の変化、とりわけデジタル化の動きはとても速く大きな流れとなって、私たちの生活のあらゆる分野に押し寄せてきています。ま
た、価値観の多様化も相まって、紛争の姿も形を変えてきています。
裁判所は、法的な紛争を迅速、的確に解決することが基本的な役割です。裁判手続もデジタル化とは無縁ではなく、令和8年には民事訴訟
手続の完全デジタル化が実施され、他の裁判手続も順次デジタル化が進んでいくことになっています。変化に柔軟に対応しながら、ここで生
きる全ての方々にとって、安全・安心な社会の基盤として機能し続けることができるよう、裁判官、職員とともに、微力を尽くしてまいりた
いと考えています。