名古屋高等裁判所長官の紹介

名古屋高等裁判所長官

八木   一洋(やぎ   かずひろ)
(生年月日   昭和35年1月8日)

長官写真

略歴

  昭和60年に裁判官に任官し、東京地裁、最高裁、現経済産業省(通商政策局)、福岡地家裁、内閣法制局、東京高裁などで勤務しました。近年の略歴は,次のとおりです。

平成28年 9月  前橋地方裁判所長
平成30年 1月  東京高等裁判所判事(部総括)
令和  3年 7月  最高裁判所首席調査官
令和  5年 4月  名古屋高等裁判所長官

御挨拶

  この度、名古屋高等裁判所長官を拝命いたしました八木一洋と申します。
  名古屋高等裁判所管内で勤務することも、生活することも、初めてですが、多様な特徴を備えた東海3県・北陸3県での仕事と暮らしを楽しみにしております。
  一つ一つの事件に誠実に対応し、そのことを通じて、紛争の適正で迅速な解決と刑罰権等の適切な行使を実現すること。それが社会における裁判所の基本的な役割です。
  社会全体が大きく変わりつつあり、人々の価値観も多様化しつつあるといわれています。そのような中で、裁判所としても、皆様の御期待にそえるよう、訴訟手続のデジタル化を始めとして、利便性を向上させ、一層質の高い司法サービスの提供を目指す必要があります。
  その際には、近時相次いでいる大規模な自然災害等に適切に対応できるように、日ごろから態勢を整えておくことも肝要と思われます。
  裁判所が皆様にとってより利用しやすく信頼していただけるものとなるように、組織運営の面から努めてまいりたいと考えています。
  どうぞよろしくお願い申し上げます。