仙台地方裁判所長
仙台地方裁判所長
守下 実(もりした みのる)
(生年月日 昭和40年10月25日)

略歴
平成5年に東京地裁判事補として任官し、以来、松山地家裁、佐賀地家裁、裁判所職員総合研修所、司法研修所、東京高裁、千葉地裁、広島高裁で勤務しました。その後の略歴は次のとおりです。
平成28年6月 さいたま地裁判事(平成29年4月から部総括)
平成30年4月 東京地裁判事(部総括)
令和3年9月 千葉地裁判事(部総括)
令和6年9月 司法研修所教官(所長代行)
令和7年11月13日 仙台地方裁判所長
御挨拶
令和7年11月13日付けで仙台地方裁判所長に就任しました。
任官してからの任地は東京より西が中心で、東北地方の勤務は今回が初めてです。着任後、岩沼市の千年希望の丘、名取市の閖上地区、仙台市若林区の荒浜小学校を視察し、津波による被害の甚大さを痛感しました。改めて、東日本大震災によって被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
裁判所の状況に目を向けますと、民事訴訟手続は、令和8年5月までに、改正法が全面施行され、訴状等のオンライン提出や訴訟記録の電子化が実現する予定であり、その円滑な実施に向けた検討・準備を着実に進めていきたいと考えています。刑事訴訟では、施行後15年以上を経た裁判員裁判が、国民の皆様のご理解とご協力に支えられて定着し、ここ仙台でも安定的に運営されてきたと認識しており、今後も、より一層充実した審理運営を図っていきたいと思います。
より良い司法サービスの実現を目指して、職員一同とともに力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。