広島高等裁判所長官

広島高等裁判所長官

中山 孝雄(なかやま たかお)

(生年月日 昭和35年3月15日)

写真:広島高等裁判所長官

略歴

 昭和62年4月に裁判官に任官し、大阪地裁、長野地家裁、富山地家裁、新潟地家裁新発田支部、東京地裁、法務省などで勤務しました。近年の略歴は、次のとおりです。

平成25年4月 東京高等裁判所判事
平成25年7月 東京地方裁判所判事(部総括)
平成30年9月 長野地方・家庭裁判所所長
令和2年12月 東京高等裁判所判事(部総括)
令和4年 5月 司法研修所長
令和5年 5月 広島高等裁判所長官

御挨拶

 長野県の生まれでして、大阪、名古屋、東京の高裁管内で勤務したことはあるものの、これまで広島を含め中国地方で暮らす機会はありませんでした。まずは、この地域の実情を把握するとともに、歴史や文化も学びながら、その魅力に接していきたいと考えております。

 民事裁判に携わる期間が長くなっておりますが、今、裁判所は、民事裁判を含む裁判の各分野で、デジタル化を介して、利用者の皆さんにとって利用しやすい裁判の手続を実現できるように検討を進めています。事案に応じた合理的な期間で質の高い裁判を行えるようにするため、ビジョンを持ちながら日々の工夫を積み重ねていければと思っております。
 皆様から裁判所を利用して良かったと感じていただけるよう、職員とともに尽力していきたいと考えております。引き続き、ご理解とご協力をお願い申し上げます。                        (令和5年6月記)