とある裁判所の法廷に舞い降りた妖精。

　どこかでなくした木槌を探してうろうろしているところを職員に発見され、あまりの居心地の良さに、そのまま居座ることにした。

　日本の法廷では木槌を使わないことを知り、いったんは探すことをあきらめたが、今でも木槌の感覚が忘れられず代わりになるものを探している。

　日本の裁判については勉強中でまだそれほど詳しくないが、好奇心旺盛で、全国の裁判所を旅して勉強し、日々成長を続けている。

　将来の夢は日本中の子ども達に法律の世界を分かりやすく伝えられる立派なスポークスマンになること。
　そして、日本中に木槌を流行らせることである。