東京家庭裁判所の紹介

1. 東京家庭裁判所トップページの写真

 中央の写真は、東京家庭裁判所本庁の庁舎です。
 本庁は、千代田区霞が関に置かれ、緑あふれる日比谷公園に面した場所にあります。
 庁舎は、地上19階・地下3階建て、東京家庭裁判所、東京地方裁判所(民事)及び東京簡易裁判所(民事)が入居する合同庁舎となっています。
 そのため、玄関ホールには、来庁された方の行き先や担当係等を案内する総合案内所が設置されています。

 左右の写真は、玄関ホールを飾るステンドグラス「希望」(ルイ・フランセン作)です。
 これは、2種類の花「アサガオ」(右)と「サクラ」(左)を一つの「調停の場」に調和させることによって、世代の異なる人間同士の互譲の精神を意味しています。
 これら二つの花は、季節も咲き方も全く違うが、どちらも人間の心を癒す身近な存在です。これらをステンドグラスのモチーフとすることで精神的なくつろぎのある雰囲気を醸しだしています。
 「アサガオ」は、1日の始まりを象徴する花であり日々の積み重ねの中で生活する成人のイメージとして、「サクラ」は、春のさきがけの花として、眩しい成長をひかえた未来ある少年のイメージとして飾られています。

写真:玄関ホールを飾るステンドグラス

2. 東京家庭裁判所の組織

(1)裁判部

本庁のほか、立川支部、八丈島出張所及び伊豆大島出張所があります。離婚や相続などの家庭や親族の問題に関する紛争(家事事件といいます。)のうち調停と審判事件は、いずれの裁判所でも取り扱いますが、人事訴訟事件と20歳未満の非行少年の問題(男子女子両方を含み、少年事件といいます。)は本庁及び立川支部のみで取り扱います。

(2)事務局

本庁に総務課、人事課、経理課、出納課の4つの課及び立川支部に庶務課が設けられています。

(3)職員数について

東京家庭裁判所の職員数
裁判所名 裁判官 一般職
本庁 36人 464人 500人

※裁判官は令和5年4月15日現在、一般職は令和5年4月1日現在の現在員数

支部等の職員数については、東京地方裁判所の支部等の職員数と合わせて「東京地方裁判所の紹介」に掲載していますので、そちらをご参照ください。