トップ > 各地の裁判所 > 鹿児島地方裁判所/鹿児島家庭裁判所/鹿児島県内の簡易裁判所 > 鹿児島地方裁判所・鹿児島家庭裁判所について > 鹿児島地方・家庭裁判所長
鹿児島地方・家庭裁判所長
中園 浩一郎(なかぞの こういちろう)
生年月日 昭和41年5月14日
略歴
福岡県出身
略歴
- 平成5年4月
- 福岡地裁判事補
- 平成7年3月
- 東京地裁判事補
- 平成8年4月
- 東京地裁判事補・東京簡裁判事
- 平成10年4月
- 名古屋地裁判事補・名古屋簡裁判事
- 平成13年3月
- 東京地裁判事補・東京簡裁判事
- 平成13年4月
- 東京地検検事・東京法務局訟務部付
- 平成15年4月
- 東京地検検事・法務省大臣官房民事訟務課付
- 平成18年4月
- 東京地裁判事・東京簡裁判事
- 平成20年4月
- 福岡高裁判事・福岡簡裁判事
- 平成23年4月
- 東京地裁判事・東京簡裁判事(司法研修所教官)
- 平成27年4月
- 東京高裁判事・東京簡裁判事
- 平成29年4月
- 東京地裁判事(部総括)・東京簡裁判事
- 令和2年4月
- 福岡地家裁判事(部総括)・福岡簡裁判事
- 令和5年4月
- 東京高裁判事・東京簡裁判事
- 令和7年2月
- 現職(2月20日付け)
メッセージ
令和7年2月20日付けで鹿児島地家裁所長に就任しました。
福岡で生まれ、高校時代まで福岡で過ごし、司法修習は長崎で行い、裁判官として福岡で3度勤務するなど、これまで、九州との関わりは強かったのですが、鹿児島とのご縁はほとんどありませんでした。
この度、桜島や温泉に代表される豊かな自然、「西郷どん」を始めとする歴史や文化、美味しい食事(黒毛和牛、うなぎ)やお酒(芋焼酎)に恵まれたこの鹿児島に赴任することができて、とても嬉しく思っています。
さて、裁判の目的は、裁判に巻き込まれた当事者や関係者の幸せ及び社会の平穏と調和ある発展を実現することにあります。
そのためには、裁判所に持ち込まれた事案の実相を的確に把握した上、法と良心に基づき正義や道理に適った判断をすることにより、国民の皆様の信頼を得ていく必要があり、このことはいかに時代が変化しようとも変わらぬ裁判所の使命であると思います。
裁判所がこのような使命を果たすべく、裁判官や裁判所職員が、個人としてもチームの一員としても、その能力を存分に発揮できるよう環境整備に努めていきたいと考えています。
また、現在、裁判所が特に精力的に取り組んでいる課題として、裁判手続のデジタル化が挙げられます。
これは、裁判手続においてデジタル機器等を活用することによって、利用者の利便性を向上させるとともに、裁判事務の合理化・効率化を図り、裁判所の有するマンパワーを適切に配置するなどして、一層、裁判の質の充実及び迅速化を図り、前述した裁判の目的をよりよく実現しようとするものです。
これらの課題に真摯に対応することによって、裁判所は社会生活におけるインフラの役割を果たすことができると考えています。
微力ながら、これらの課題に全力で取り組んでいく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。