通訳人候補者の募集について
外国人刑事事件における通訳人候補者を募集しています
裁判手続は日本語で行われます。そのため、日本語が分からない外国人の被告人や日本語が分からない方が証人として証言するときは、裁判所が通訳人を付けて裁判を行います。通訳人は、被告人の権利を保障し、適正な裁判を実現する上で非常に重要な役割を担っています。
通訳人は、通訳が必要な個別の事件ごとに、裁判所が把握している通訳人候補者の中から裁判所が選任します(通訳人は、裁判所職員として採用されるわけではありません。)。
現在、佐賀地方裁判所では、ベトナム語、インドネシア語など、日本ではこれまで比較的なじみがなく、その言葉を理解する人が少ない言語の通訳人候補者が不足しており、これらの言語を中心に、通訳人候補者の確保に努めているところです。
通訳人候補者には、大学の先生や海外に住んだことのある会社員、留学生など様々な方がいます。法廷での通訳に興味のある方は、佐賀地方裁判所の下記連絡先に御連絡ください。刑事裁判の傍聴などをしていただいた後に、必要な書類を提出していただき、面接を受けていただきます。面接の結果、通訳人としての適性を備えていると認められた方には、さらに刑事手続の流れや法律用語、通訳を行うにあたっての一般的な注意事項などについて説明が行われます。これらの手続を経て通訳人候補者として名簿に登載されます。また、通訳人に法廷等で通訳をしていただいた場合は、所定の通訳料、旅費等が支給されます。
是非、御応募をお願いいたします。
通訳人募集チラシ(PDF:395KB)
*以下は、裁判所ウェブサイトに掲載しているパンフレット等へのリンクです。
②「裁判の登場人物」の「通訳人」のページ
問い合わせ先
佐賀地方裁判所刑事訟廷事務室庶務係
電話 0952-38-5624(平日8時30分~17時)