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略歴
出身は名古屋市です。昭和62年(1987年)に裁判官に任官しました。大阪地方裁判所を振り出しに、北は北海道釧路から、南は宮崎県日南まで、全国各地の裁判所で勤務をしました。主として刑事事件を担当してきました。さいたま地方裁判所にも平成28年(2016年)2月から平成30年(2018年)11月まで刑事裁判の裁判長として勤務をしており、埼玉県民の皆様と一緒に裁判員裁判を担当しました。その後、名古屋高等裁判所金沢支部などで勤務をし、令和6年(2024年)5月に広島家庭裁判所長からさいたま家庭裁判所長に就任しました。
ご挨拶
さいたま市での勤務は2回目です。街歩きが趣味で、前回勤務をしたときには川越、秩父、忍城や古墳のある行田などを歩いて回りました。今回も暇を見つけて前回行くことができなかった知らない街を歩いてみようと思っています。
裁判所と聞くと、多くの方が、「裁判所は敷居が高い」「裁判所は怖いイメージがある」と言われると思います。確かに、刑事事件を扱う地方裁判所に対しては、そのような印象を持たれるのももっともかもしれません。ただ、家庭裁判所については、ぜひとも違うイメージを持っていただければと思っております。家庭裁判所は司法機関なので、地方裁判所と同じように「白黒を断じる」という仕事もありますが、どなたでも経験する可能性がある家庭内のトラブルや悩み事を解決するという福祉機関に近い仕事も多いのです。私たち家庭裁判所の職員は、家庭内での揉め事や悩み事を解決して家族が皆笑みを浮かぶことができるよう助力するということを使命としています。また、家庭裁判所でもデジタル化を進めており、皆様がより利用しやすくなる裁判所を目指しています。どうぞ、県民の皆様におかれましては、家庭裁判所を身近に感じてご利用していただければ、幸いです。よろしくお願いいたします。