欧州特許弁護士協会(EPLAW)代表団が来庁しました(11月17日)。

 令和7年11月17日、欧州特許弁護士協会(European Patent Lawyers Association: EPLAW)の代表団が当庁を訪問し、知財高裁裁判官との間で意見交換会を行いました。EPLAWは、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、ベルギー、オランダ及びスペインの特許訴訟を専門とする法律家らにより2000年に創設され、現在はヨーロッパ各国の法律家約380名が所属しています。EPLAWと知財高裁との意見交換会の実施は、令和6年1月に引き続き2回目です。
 代表団は、法廷見学を行った後、意見交換会に参加しました。知財高裁の増田稔所長、EPLAW日本担当委員会代表のAlex Wilson弁護士からの挨拶の後、知財高裁の天野研司判事が、知財高裁の概要や、近時の日本の特許関連判決の内容を紹介しました。EPLAWからは、Luca Pellicciari弁護士(拠点:イタリア)から、欧州司法裁判所の重要判例の内容と、その特許裁判実務への影響等が紹介されました。その後、増田所長、菊池絵理判事、今井弘晃判事、岩井直幸判事、天野判事と代表団との間で、活発な意見交換が行われました。

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