国際知財司法シンポジウム2025

 令和7年10月23日と24日の2日間にわたり、国際知財司法シンポジウム2025(JSIP2025)が行われました。

 本年のJSIP2025は、「知財紛争解決の潮流~知財高裁20周年の節目に~」と題して、日本、韓国、欧州、米国、中国及びASEAN諸国から、裁判官、審判官、弁護士等をお招きし、東京の弁護士会館において、多くの観衆に見守られる中で各プログラムを実施し、その模様をインターネット上でライブ配信いたしました。知財高裁が開設20周年を迎えたことにつきまして、各プログラムの登壇者から多くのお祝いの言葉をいただきました。 
 
 初日は、冒頭に主催者を代表して渡邉惠理子最高裁判事による挨拶が行われ、その後、主催者合同企画として、知財高裁所長及び特許庁審判部審判部長による基調講演、「知財分野の国際的動向、知財分野の専門裁判所が果たす役割」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、知財分野の国際的動向に関する韓国知的財産高等法院院長、欧州統一特許裁判所控訴裁判所長官、米国連邦巡回区控訴裁判所裁判官による発表の後、知財分野の専門裁判所が果たす役割について、裁判官、特許庁審判部審判部長、弁護士、弁理士による意見交換が行われました。
 また、知財高裁が担当した二日目の裁判所パートでは、「激動する時代とこれからの知財司法」をテーマにしたパネルディスカッションを行い、専門的知見の導入、判断の社会的インパクト、将来の展望等について、韓国、欧州、米国、知財高裁の裁判官及び弁護士による有意義な意見交換が行われました。

 

 シンポジウムの詳細はこちらをご覧ください(外部サイトにリンクします。)。

 国際知財シンポジウム2025チラシ(PDF:424KB)

 

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