令和7年度「法曹という仕事」の開催結果
多くの高校生が参加してくれました!!「法曹という仕事」
令和7年8月19日、最高裁判所、法務省・最高検察庁及び日本弁護士連合会の共催企画「法曹という仕事」を会場とオンラインのハイブリッド形式で開催し、総勢180名を超える高校生が参加しました。
本企画は、第1部「法曹三者からのメッセージ」、第2部「NHK『昔話法廷』の『舌切りすずめ』裁判を題材にした法曹三者による生解説」(共同企画)、第3部「法曹三者に分かれてのリレー方式による魅力PR」(個別企画)を実施した後、会場参加者には最高裁大法廷を見学していただきました。その概要をご紹介します。
【第1部】法曹三者からのメッセージ
渕上玲子日本弁護士連合会会長、松下裕子横浜地方検察庁検事正(前最高検察庁刑事部長)、平木正洋最高裁判所判事が、それぞれの立場から、法曹を志したきっかけや法曹の魅力に触れつつ、これから進路を考える高校生たちに前向きなエールを送りました。
■参加者から寄せられた感想
●法曹三者の皆さんのご講話がすごく興味深く、私も将来の目標に向かって努力を重ねたいと思いました。
●法曹の人たちが思っていることを聞くことができてよかった。
【第2部】昔話法廷解説 今年は「舌切りすずめ」(共同企画)
NHK昔話法廷「舌切りすずめ」裁判を刑事裁判の場面ごとに再生し、法曹三者が各々の視点から解説しました。

■参加者から寄せられた感想
●フィクションではあるものの、どういったところが争点になるのかなどを詳しく説明してくださってとてもわかりやすかったです。
●昔話法廷でのそれぞれの立場からの分析が興味深くて面白かった。
【第3部】法曹三者に分かれてのリレー方式による魅力PR(個別企画)
第3部の個別企画は、「裁判所」「検察官」「弁護士」それぞれの「仕事のやりがい」や「職場の魅力」を中心に発信しました。
裁判所チームは、同じ部に所属する裁判官と裁判所書記官のペア2組が登壇し、チームで仕事を行っていることや今の仕事を選んだ理由などについて語りました。

最後の質問コーナーでは、これから法曹を目指す上で必要なことや法曹として仕事をする上で大事にしていることなど、たくさんのご質問をいただき、大いに盛り上がりました。

■参加者から寄せられた感想
●法曹三者のそれぞれの仕事に触れることができ、今まで知らなかった多くのことを学ぶことができました。今回の経験を、自分の将来に繋げていきたいと強く思いました。
●より詳しく法曹について知ることができたと同時に楽しむことができました。やはり自分は法に興味があると再確認できましたし、大学や将来の職業を目指すモチベーションにもなりました。
●全体を通してとても面白かったです。私は法曹のことをあまり知らないまま参加させていただいたのですが、法曹という仕事に興味が湧きました。
たくさんのご参加・ご意見ありがとうございました!
今回参加できなかった方も、本ウェブサイトをご覧になることで、今後の進路検討の一助になれば幸いです。
参加者からいただいたご意見を踏まえ、より参加しやすく、法曹三者や各職場をより身近に感じていただけるような企画を目指します。
今後とも、裁判所、法務省・最高検察庁、日本弁護士連合会の広報企画に奮ってご参加ください。