トップ > 各地の裁判所 > 最高裁判所 > 各種委員会 > 医事関係訴訟委員会について > 第19回医事関係訴訟委員会・第17回鑑定人等候補者選定分科会議事要旨
1. 日時
平成19年10月15日(月) 午後3時
2. 場所
最高裁判所中会議室(2階)
3. 出席者(敬称略)
4. 議事
(1) 開会の宣言
(2) 委員の異動について
8月に就任された三羽委員を除く9委員が再任されたことの報告
(3) 平成18年の医事関係訴訟統計の報告
事務局から,平成18年の医事関係訴訟統計について,報告があった。
(4) 医療訴訟連絡協議会等(平成18年7月~平成19年6月)の開催結果の報告
事務局から,各地方裁判所において開催されている医療訴訟連絡協議会や医療訴訟ガイダンス等,医療の専門家と法曹関係者の意見交換の取組につき,平成18年7月から平成19年6月までの間の開催結果について報告があった。
(5) 推薦依頼をした事案の経過報告
事務局から,本委員会から各学会に対して鑑定人候補者の推薦依頼をした事案について,別添「医事関係訴訟委員会において推薦依頼をした事案の経過一覧表」(PDF:83KB)に基づき,経過報告があった。
(6) 推薦依頼先学会選定結果の報告
事務局から,平成19年9月までに推薦依頼先学会を選定した事案について,その結果を別添「推薦依頼のあった事案等について」(PDF:19KB)のとおり,一覧表としてまとめた旨の報告があった。
(7) 推薦依頼先学会の検討
平成19年9月までに推薦依頼のあった4件について,討議した結果,別添「推薦依頼のあった事案等について(平成19年10月15日)」(PDF:11KB)のとおり,推薦依頼先学会が選定された。
(8) 裁判所以外の動きに関する情報提供
事務局から,裁判所以外における医事関係事件の解決に係る取組状況として,厚生労働省の「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会」及び東京三弁護士会の「医療ADR」について,説明があった。
(主な発言)
- 紛争解決のシステムは多様な方がよい。このような取組がますます充実することが望ましい。
(9) 鑑定人確保における地域ネットワークの広域連携に向けた取組について
事務局から,各地方裁判所における鑑定人候補者確保のための取組につき報告され,引き続き,オブザーバーから,鑑定人確保のための名古屋高裁管内における広域連携(医事鑑定名古屋高裁ネットワーク)について報告された。ネットワーク立ち上げの経緯,ネットワークの構築の成果(鑑定人選定に要する時間の短縮化),今後の課題等について説明があった。
(10) 次回の委員会の日程
次回の委員会は,平成19年度末又は平成20年度初頭を目途に開催する方向で調整することが確認された。